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コレ、珪化木と言う木の化石、つまり「石」なんである。
一見すると丸く摩耗した木のカケラにも見えるが、手に取るとずっしりと重く、固く、石であることがわかる。
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シマシマに見えるのは木の年輪がそのまま化石となったためで、拡大してみるとまるで木そのもの。
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保存のよいものは木の組織である導管まではっきりと確認することができる。
この導管の配列の仕方などで、ある程度の樹種の特定も可能なはず。
切断して研磨すればキレイな組織が観察できると思うのだが、コレにはちょっとした設備投資が必要だな。
やめとこ。。
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小さなものをタンブラーにかけるとなかなかいい感じ。
この珪化木は3年ほど前、北九州のとある海岸でたくさん拾った。
この地域には3000万年ほど前の地層が分布しており、この中に珪化木が含まれる。
つまり、3000万年ほど前の木の化石。
決して珍しいもんではないのであるが、細かな組織まで保存され、そして何より頑丈!!
落としても、蹴飛ばしても壊れることのない珪化木は、ある意味とても魅力的な化石なんである。
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